喫茶去 -Kissa.Co-

飲む、買う、鬱、な女の日常。ご笑覧ください。

お弁当の効力。

 

ドラクエ4でさ、トルネコが店を持つじゃない?

そうするとさ、嫁が冒険に出かけるときに
お弁当を持たせてくれるようになるのね。

「はい、あなた、これお弁当。
今日もがんばってきてね。チュッ」(セリフうろ覚え)

みたいなこと言って渡してくれる愛妻弁当だけど、

トルネコはそれを早々に嫁へ突き返し、
自分の店で売らせるわけですよ。

だってそのお弁当、15Gで売れるからね!

さらに、数日(ゲーム内で)経ってから帰ると、
弁当が高く売れてたりする。

(つーかお弁当って時間が経ったら
逆に値下がりするはずなのに、と
この仕様は当時小学生だった私の頭を悩ませた)

というわけで、どういう力が働いてか、
トルネコのお弁当は、時間が経てばたつほど
価値が増すわけです。


さ、前置きが長くなりましたが、お弁当の話。

<前回までのあらすじ>

頑張ってお弁当生活をしてたら体重がものすごい減った。

※2~3週間で-4kg

というわけで、今週もお弁当生活を継続しようと、
先週末に一気に作り置きおかずを作りました。

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→賞味期限が切れた食材を華麗にぶっこんだ
 「食材たちの九死に一生炒り豆腐
 
→冷凍庫で霜まみれになってた肉たちの
 「まだマーニー合う塩麹炒め」(2アレンジ)

→いつ買ったかわからない変色した茄子による
 「なすのグラデーション煮浸し

→賞味期限内のはずなのにえらい生臭い白身魚
 「味噌マヨ塩塗り白身魚のオーブン焼き(しょっぱさMAX)
 
→味付けは市販のドレッシングのみという
 「ぶっかけ切り干し大根

などなど。

他にもいろんなのを作ったけど、
名付けが面倒だから割愛

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(と言いつつ、せっかく作ったし写真だけでものっけとく)

うそみたいだろ……これ、全部賞味期限ヤバいんだぜ……

この、トルネコ愛妻弁当もびっくりの
特製賞味期限無視弁当」。
なかなかどうして美味しいです。

 

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ちょっとずつ沢山のおかず!

食材ってもしかして、腐る直前に
その真価(うまみ)を発揮するのかな?

なあに、かえって免疫力がつく」みたいな。
(もはや知ってる人がいない2ch死語)


さ、これらのおかずで今週もお弁当三昧!
はたしてまだ体重は落ちてくれるのか……

お腹壊して痩せるとかいうのはナシにしたい。

 

☆追記☆
沸騰したお湯に沈めて放置するだけの「鳥ハム(ジョブ:すっぴん)」。
簡単すぎてその存在をすっかり忘れてたので追加で写真あげとく。

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5末だからまとめて日記。

■株

今全部の持ち株をトータルで管理してるアプリ見たらね、

-27,560

ですってよ!

これってすごくない?
だってトータルでだよ!?

サンリオ株まいなす10まんえん持っているとは思えなくない!?


いやー、何がそんなに頑張ってくれてるのかしら?
って詳細を見てみたら、


・グローバル社 +15,900

 →確か5万以下で買えて配当がそこそこいいって理由で買った気がする。
 

・Br.ホールディングス +14,900
 →3万以下でクオカードがもらえるから購入。
 

・タマホーム +11,900
 →継続で持ってるともらえるクオカードの金額がアップだったから購入。
 

・山加電業 +10,600
 →これなんだっけな?やっぱり3万~5万でいい感じのクオカードがもらえるから買ってたような。
 
と、この辺りががんばってくれてたらしい。

ひゃっほ~、株っていいね!
(あんなに一喜一憂してたとは思えないずぼらさ)

それに6月からはぼちぼちとクオカードとか配当金が入るはず!

いやー、にわかに楽しくなってきたね!
あとはサンリオだけだね!
なんでこんなに下がっちゃったんだろうね!(悲)


■英語

とりあえずTOEICの公式問題集を買ってやってみたんだけど、
自己採点460点(大体)というしょっぱい数字が出ちゃってね……あはは

なんだろ、外人さんが何言ってるか全然聞き取れねえ。

どんなに単語を覚えなおしても、

その知ってる単語が聞き取れないんじゃあ
どうしようもないですよ奥さん。

とりあえず、リスニングも鍛えないとと思って、
TEDをちらほら見てるんだけど、
これはこれですごい面白い事みんな言ってて、
結局英語そっちのけ日本語訳を見てるという……

単語も一応覚え続けてるんだけど、
来月の試験で劇的に点数伸ばすのは無理じゃないかなあ、と、
受ける前から己の実力を知ってしまってちょい凹み中です。

でもがんばります。

拙著『激!40歳で初トーイック』より抜粋(嘘)


■ダイエット

子供産んでからずっと+5kgが体にこびり付いてたんですが、
酒をやめて、お弁当生活を1週間続けたら、
なんか急に2kg減っててあらびっくり!

でもお弁当のおかずの作り置きがつらくて、
また外食してたら体重が戻り始めたもんで、
今週あわててお弁当生活を復活させました。

そしてさっそく-1kgのスコアをたたき出してくれてます。

と、超簡単に体重が減ったみたいに書いてるけど、
まず「酒をやめる」という七転八倒の苦しみに加えて、
痩せそうなおかずを自分で作ってストックする、という
めんどくせえ弁当作業を10日以上続けてるんで、
かなり精神を使ってる。

これ、続くんだろうか。。。
とりあえずおかずはあと2日分ぐらいありそうだから、
今週いっぱいはがんばってみる。

この結果はまた後日。


■断舎利

案の定、相手は今日の記念日を覚えておらず、
逆にスッキリ!なんてことは決してなく、
鬱屈とした感情を心にもてあましながら、
またこんなブログを更新しているんでありんす。

『記念日』を祝うというのは愚行なんじゃないか説。

記念日を祝うというのは、
愚行なんじゃないか説を提唱してみる。

なぜなら明日は、
断舎利フェスの対象となっている
「大切な人との記念日」にも関わらず、
なかなか断舎る覚悟ができないでいるからだ。

というわけで、早速考えてみる。

超絶に素晴らしい出来事があったとして、
それに伴って「○月×日は△□記念日!」
と宣言することにどれだけの意味があるのか。

例えば「結婚記念日」。

「結婚」というのは、
結婚したその日が祝うべき時なのであり、
それ以降に「記念日」を作って
また祝うことは意味をなさない。

なぜならその日は「結婚した日」ではないから。

なのにうっかり人生のカレンダーに刻んでしまうと、
うれしかった想いはその日をピークに廃れていき、
周りからの祝福ムードなんてとっくに消滅しているのに、
でもその一方で忘れることは決して許されず、
惰性や義務で一生祝い続けなければならなるという、
ただの「地獄日」と化すんじゃなじゃなかろうか。

誕生日も同じ。
歳を数える上で覚えておくという意味では、
他のイベントより「記念日化」させる意味はありそうだけど、
だからと言って祝う必要は全くない。

どうしても祝いたいなら。
親に感謝の言葉を述べるにとどめるぐらいが
いいんじゃねえの?って思う。

だってその日に産んだのって親だし。

なので、
好きな人との「初めて○○した記念日♪」
「今日が付き合い始めた日ね(はーと)」
なんてものは、地獄日の始まりでしかないので、
当日にキャッキャしたら後はとっとと忘れるべきなのだ。

つーかお互いが一緒にいたくて、
ずーっといることができるんだったら、
記念日なんかなくても
祝いたいぐらい楽しい事が
定期的にいくらでも起こるだろ。

そういう輩はその都度祝ってろや!
この幸せさんめ!

というわけで、

「記念日」いらない説

今日からこの文章を自分の「忘れたい記念日」ごとに読み返し、
自分の心の中から断舎利するためのステップとしよう。

うん、そうしよう。

イベントぞくぞく開催中!(前回のつづき)の話。

前回、華麗に宣言させて頂いた
「形而上的断舎利フェスティバル」ですが、
サブイベントもウキウキ同時進行中です。


【サブイベント①】

ツイッターのFF断舎利フェス」

<概要>

ツイッターのFF内(フォロー&フォロワー内)で、
常日頃から心をざわつかせてくれていた
アカウントをもれなく削除。
ミュートじゃなくてよ。
だってこれは断舎利なのだから。

どんなに近しい知り合いだろうが関係ねえぜ。


【サブイベント②】

「笑顔断舎利まつり」

<概要>
私って今まで
ヘラヘラと笑顔を安売りしすぎてたと思うの。

だから、たまたま笑顔じゃないだけで
「疲れたの?」だの「冷たそう」だの
余計な心配される羽目になって、
結局いつでもにこにこ笑顔だったのね。

……

だから辛くても
「いつも平気そうに見える」
とか言われんだよ!

いつも全然平気じゃねえし
死にたいと思ってんだよこっちはよ!

というわけで、無駄な笑顔も断舎利っちゃう。

たいして興味もないくせに
人の表情にいちいちツッコミ入れてくる
お前らごときに見せる笑顔はもうない。


【サブイベント③】

「飲みたくないやつ断舎利カーニバル」

<概要>

酒やめといてなんだけど、
「相手が飲みたい人か、
飲みたくない人か」という指標は
私の中でなかなか理に適った
仕訳の仕方なんである。

昔はどんなに合わなくても苦手でも、
何かしら得るものがあるはず!
とか思って一緒に飲んでいたけれど、

実際合わない人から得るものなんて
何もないぜ?

という事に今更ながら気づきました。

そんなことより気の合う人と飲んで、
もっともっとやる気を出したり
自分を肯定した方がよい。

というわけで、
飲みたくない知り合い、
はい消えた!


といった具合に、
断舎利フェス、セルフ好評開催中!

おかげさまで、
現時点でだいぶ
進行形だったストレスが削り取られ、
将来への不安が減り、
さらにその先の未来に至っては、
ささやかな希望が見えてきたように思います。

大人になってからの20年で、
人生にずいぶん贅肉つけすぎちゃったよね。

でも20年経ったからこそ、
執拗な粘着力が衰えて、
心から何とか引きはがせるように
なったとも言える。

まあ引っぺがしたはずのモノも、
まだ残滓が確認できてたりするんで、
気長に、そして確実に、
フェスを続行していかねばならんけどね。

そして、
そんな矢先にやってくるのは、
今一番捨てたい
「大切な人との記念日」
ってやつなんだけどね!

迫る明日の捨てきれない記念日!
果たして私は断舎利できるのだろうか!?

形而上的断舎利フェスティバル。

40歳になって、
心に蔓延(はびこ)っていた
ある感情を捨て去ることにした。

端的に言えば、
ずっと好きだった人間を、
慕うことをやめようと思ったのだ。

うわっSUKIとか40にもなって怖すぎ!
……と思われるだろうか。

でもねえ、私、
自分でこのブログに
40って数字打ち込むまで、
自分がそんな歳になってたの、
気づいてなかったよ。

昨日の感情は
今日に何の区切りもなく
続いてるんだもん。

ここ数十年、
私はずっと連続して私だったわけで、
別に40歳になったからって、
当時からの恋愛感情が枯れる事はなく、
むしろ執着が深くなりつつあったんだけど、
ふと、40歳が
「人生の折り返し地点」だと
強く認識したとき、
この不毛な感情と
今後も人生付き合っていくのは、
大変無駄ではないだろうか、
とやっと思えたのだ。

残りの人生を天秤にかけられるというのは、
死が想像できるようになったということだ。

あ、つまり婆になったということです。

ちなみに酒をやめようと思った理由も、
この感情に紐づいている、
とここで白状しておく。

とにかく、
今まで私の人生の主力を担っていた、
「男」と「酒」の二台巨頭を、
断舎利すると宣言しているわけで、
これを『フェスティバル』と言わずして
なんと言おう。


思えばこの恋愛感情は
本当に厄介だった。

好きな想いは
やめようと思ってもやめられないし、
モノと違って
昨日捨てたはずなのに
朝には僕の心のやらかい場所(bySMAP)に
ちゃっかり陣取っていたりする。

さらに
“叶わない想い”という
極上のスパイスが
この想いを絶妙に彩ってくれて、
次から次へと溢れ出る涙 in the night……

これがまた、
最高の酒の肴になるという、
二重の悲劇になっていたわけです。


この人をすっぱり諦めたら、
今後心を抉(えぐ)るはずの感情が
キッパリすっぱりマルッとなくなってくれる。

それだけで東京水はうまいし(not 酒)、
心も健康、いつもニコニコ元気印という寸法さ。


何より、
私が生涯人生に求めているもの、
「自由」が本当の意味で手に入る。

今まで、
私は勝手に束縛されていた。

持ってなくていいものを、
ずっと大事に握り締めて、
勝手に自分の不安を煽って、
見ず知らずの人間に嫉妬して、
好きなはずの相手に八つ当たりしていた。

でもそれがもう、なくなる!

みんな、ウインウインになる!

私はもう、捨てるぞ!

一番大切で、
一番愛おしくて、
一番厄介だったこの感情を、今日捨てる!

そう、それがフェスティバル。

形而上的断舎利フェスティバルだ!

40歳になって初めてTOEICを受けることにした話。

40歳になって、初TOEIC

なんでそんな無謀な、
一見無駄なことをしようとしてるのか。

あ、その話をする前に、酒の話をするね。


大人になった時から、
ずっとずっと飲み続けている酒。

酒を飲まないと辛さで夜に“持って行かれる”からね。

でも、辛さを忘れているはずの時間は記憶になく、
次に目覚めた時には、
また昨日の辛さがしれっと心に残っている。

何も解決していないのに、
時間はその分しっかりと計上されているから、
老いだけがしっかり手元に残ってる。

でも、今日も明日も、
これから先の人生ずっとずっと、
やっぱり酒はやめないのだろう。

って、そんなの地獄過ぎるじゃないの。


この依存を今後の人生から排除出来たら、
ひとつだけ楽になるんじゃないか、
と思ったのです。

で、まずは一日だけ、
飲まない夜を過ごしてみた。

いつ振りだか忘れたけど、
酒のない夜は、学生の時に戻ったような、
苦々しい(そして生々しい)時間に感じられ云々

まあ率直に言うと、
すっごい夜が長かったんです。
酒がないから。

これがリアルか!人生長え!
と愕然とし、そして、英語を勉強することにしたのでした。


せっかく勉強するからね。
ま、何か指標が欲しいなあと。

それで、タイトルの通り、40歳初TOEIC受験となるわけです。

30歳代でTOEICに挑戦してる人はちらほら見かけるんだけど、
40歳にもなって初挑戦な人はめったに見ないので、
ちょっと書いてみました。

めざすは……まあ、500点とかかなあ?

なんてったって20年ぶりの英語だからな。

結果、こうご期待!

雨宮まみのことを改めて知ったっていうこと。

雨宮まみさんは、
もう今更説明するまでもないぐらい有名な方だというが、
そうはいっても知らない人も多い。

知らない人の方が多い。
それが現代社会の『有名人』ってやつだ。

彼女が創作したという
「こじらせ女子」という言葉は知っていたが、
同世代の女性で、私好みの文章を
こんなにも沢山遺していた方だったとは、
彼女が亡くなって半年が経つまで知らなかった。

しかし、私なんかが知らなくても、
彼女の才能を生きている時から認め、
見守り続け、突然の死を心から悼む人たちを
WEBの端々で見つけることができる。

そんな人たちの文章から、
また別の雨宮さんの文章を紹介され、
私はもういない雨宮さんの想いに共感し、
さらなる作品を追い求め、
その才能に恋焦がれて、
ライバル視するようになった。

私だって、私だって雨宮さんぐらい
やるせない感情を文章にしていたんだ。
今だって言葉にしたいんだ。
なのにまったくしていない現実。

雨宮さんは、
不幸せをクリエイティブに活かす事に
否定的だったみたいだが、
私はやっぱり「満たされていると創造できない」
という想いに絡め取られたままである。

だから今の私は、念願だった仕事につけて、
お給料を毎月もらえて、
子供までいる一見幸せそうな状況の下にいる以上、
自分の文章を生み出せなくなっていると錯覚していた。

でも、雨宮さんの文章を見て、違うって思った。

私はまだ自分の自由な文章を生み出したい。
人生の理不尽を解決するのは、
自分自身の文章しかない。

いつだって、死にたくなる夜を助けてくれたのは、
推敲に推敲を重ねた、自分自身の文章だった。

私は私だけのために書く。書きたい。

そんな40歳の終わりが見える、5月の決意なのでした。