喫茶去 -Kissa.Co-

飲む、買う、鬱、なアラフォー女の日常。ご笑覧ください。

形而上的断舎利フェスティバル。

40歳になって、
心に蔓延(はびこ)っていた
ある感情を捨て去ることにした。

端的に言えば、
ずっと好きだった人間を、
慕うことをやめようと思ったのだ。

うわっSUKIとか40にもなって怖すぎ!
……と思われるだろうか。

でもねえ、私、
自分でこのブログに
40って数字打ち込むまで、
自分がそんな歳になってたの、
気づいてなかったよ。

昨日の感情は
今日に何の区切りもなく
続いてるんだもん。

ここ数十年、
私はずっと連続して私だったわけで、
別に40歳になったからって、
当時からの恋愛感情が枯れる事はなく、
むしろ執着が深くなりつつあったんだけど、
ふと、40歳が
「人生の折り返し地点」だと
強く認識したとき、
この不毛な感情と
今後も人生付き合っていくのは、
大変無駄ではないだろうか、
とやっと思えたのだ。

残りの人生を天秤にかけられるというのは、
死が想像できるようになったということだ。

あ、つまり婆になったということです。

ちなみに酒をやめようと思った理由も、
この感情に紐づいている、
とここで白状しておく。

とにかく、
今まで私の人生の主力を担っていた、
「男」と「酒」の二台巨頭を、
断舎利すると宣言しているわけで、
これを『フェスティバル』と言わずして
なんと言おう。


思えばこの恋愛感情は
本当に厄介だった。

好きな想いは
やめようと思ってもやめられないし、
モノと違って
昨日捨てたはずなのに
朝には僕の心のやらかい場所(bySMAP)に
ちゃっかり陣取っていたりする。

さらに
“叶わない想い”という
極上のスパイスが
この想いを絶妙に彩ってくれて、
次から次へと溢れ出る涙 in the night……

これがまた、
最高の酒の肴になるという、
二重の悲劇になっていたわけです。


この人をすっぱり諦めたら、
今後心を抉(えぐ)るはずの感情が
キッパリすっぱりマルッとなくなってくれる。

それだけで東京水はうまいし(not 酒)、
心も健康、いつもニコニコ元気印という寸法さ。


何より、
私が生涯人生に求めているもの、
「自由」が本当の意味で手に入る。

今まで、
私は勝手に束縛されていた。

持ってなくていいものを、
ずっと大事に握り締めて、
勝手に自分の不安を煽って、
見ず知らずの人間に嫉妬して、
好きなはずの相手に八つ当たりしていた。

でもそれがもう、なくなる!

みんな、ウインウインになる!

私はもう、捨てるぞ!

一番大切で、
一番愛おしくて、
一番厄介だったこの感情を、今日捨てる!

そう、それがフェスティバル。

形而上的断舎利フェスティバルだ!