タスカジを使うのは贅沢ではないという話。
タスカジの志摩さん、有名ですな。
とはいえ、まだまだ家事を外注に出すなんて贅沢!金持ち!
みたいな風潮が根強く残ってるように思うので、リアルな知り合いには誰にも言ってないのだけれど、実は私、タスカジを何度か利用したことがあるのです。
きっかけは、サバンナ高橋が話していた「毎週5千円ぐらいで頼んでいる家事代行のフィリピン人」の面白エピソード。
その話を聞いて、「一回5千円で掃除してくれるなら、一度試してみたいかも」と全然別の角度から食いついたのだった。
で、ネットで調べてみたところ、5千円でやってもらえるところなんて中々ない。
タスカジも最低料金4500円をうたっているけど、単発依頼ではそこまで安くはならない。
とはいえ、最低価格で1850円×3時間=5550円+交通費だから、他と比べたらやっぱ安いし、一度掃除を頼んでみたい!という好奇心が勝って、思い切って依頼してみたのだった。
初めて来てくれたのは、フィリピーナのアラフィフおばちゃん。
日本語がペラペラで、乳幼児がいるのに容赦なく「カビキラーある?キッチンハイター?うん、それでいいわ!」と、キツメの洗剤をバンバン使うタイプの人だった。
(私はそこまで気にするタイプじゃなかったから特に文句はなかった)
そしたらさ、これがとてもよかったんだよ。
いつも面倒でカビとかヘドロだらけ?だった水回りピカピカになり、根本が片付いてないことは置いておいても(モノは減ってないから)、家中の見た目が綺麗ということが、気分をすごく盛り上げてくれたのだった。
これは、、、思っていた以上にいい!
そう思った私は、それから半年に一度ぐらい、友達を家に呼ぶ前などに、家をリセットするような意味で何度かタスカジを使うようになった。
でも、結局すぐ散らかる部屋に「なぜなんだぜ?」とモヤモヤしていたのだった。
しかし、昨年末にタスカジさんに今までとは別の作業を頼んだことがきっかけで、ある気づきが……。
去年きてくれた大学生のタスカジさん(若い!)が、掃除のほかに整理整頓もできる、という触れ込みだったため、試しに「作業の後半はキッチンの引き出しを整理してくれませんか?」と頼んでみた。
そしたらさ、何よこれ!
根本から片付けるってこういうことかよ!と。
そう、私はこの時、生まれて初めて「考えて片付ける整理整頓」とやらに遭遇したのだった。
彼女が片付けてくれたキッチンの引き出しは、それはもうわかりやすくて、使ったものをすぐ元に戻せる動線もしっかりしているし、普段使わないものもすぐ目に付いて、「哺乳瓶の乳首がまだあったか……」と“いるいらない”の把握も明確になった。
※モノを減らしたわけじゃないからごちゃついて見えるかもしれないが、これでかなり改善されているの図。
私がタスカジさんに頼むべきだったのは、「掃除」じゃなくて「整理整頓」だったんだ!
とその時気づきまして、現在掃除をしやすい家にするべく、「モノを減らす」作業をコツコツしているというわけです。
40代だけど、整理整頓との付き合いはまだまだ長い。
今気づけて良かった!って思う。
そして、きっかけになったタスカジへの投資は、やっぱりアリだったな!と思うのでありました。